星 の て が み

ー 80年という時を経て ー

鎌田 恵務

 
忘れることは、生きるうえで大切な行為だと思います。
しかし・・・原爆投下より66年。東日本大震災と原発事故から半年。
私たちは、それが例え、悲しく、恐ろしいことでも、
決して忘れてはいけない事もあるのではないかと感じています。

画像は、2011年夏に、長崎の被爆校舎の取り壊しに際し生じた廃材(鉄筋)です。
この9月中旬に、友人と心ある方々に支えられ福岡のとある場所にその存在を移しました。

これから、彼ら(敢えて、彼らと呼びます。)は、あるミッションを携えて、
新しく生まれ変わろうとしています。
そして、また、彼らとともに、私も、自身に課せられたミッションに導かれ、
今、一つのプロジェクトの渦中に在ります。

山あり、谷ありですが、少しづつ前進している現況に、感謝と希望をもって臨んでおります中、
プロジェクトの全容をご報告できるよう、日々、邁進いたしております。
  
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プロフィール

彫刻家
制作の傍ら、多岐にわたる
アートプロデュースを手掛け活動中。

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